最新情報

最新情報

JDRACの最新情報をお知らせ致します。

駐日トルコ共和国大使館表敬訪問報告

2023.06.01

 初夏の候、ホームページ御覧の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
 理事長(湖﨑)と事務局長(豊留)は5月25日(木)午後、駐日トルコ共和国大使館(東京都渋谷区神宮前2丁目)のコルクット・ギュンゲントルコ共和国大使を表敬訪問して、JDRACがトルコ・シリア地震緊急支援募金の目録を手交(写真1)しました。コルクット・ギュンゲントルコ共和国大使からは「支援してくれた方々に対してトルコ国民を代表して深甚なる感謝を表する。また、JDRACの崇高な使命と活動に敬意を表する。」との言葉をいただきました。その後の懇談では、今回の地震は広範囲にわたって被害が甚大であること、建物の復旧に相当な時間を要すること、さらには、被災者の環境が劣悪な状況であることなどまだまだ復興は道半ばであることが述べられました。また、ウクライナの戦後処理の会話から地雷処理についての話があり、トルコ・シリア国境地帯の広範囲に地雷があり、この紛争後の処理について今後の課題であるとの説明がありました。これに対して、当団体としては、機会があれば是非、困っている国々・人々の復興支援を継続実施したい旨の理事長の応答発言がありました。 

 大使は、日本に非常に興味をもち「トルコにとって日本は明治23年のエルトゥールル号事故から始まった絆を礎に、幅広い分野で交流を深めてきた心の隣人であり、戦略的パートナーである。130年もの間、我が国と友好関係の続く日本に、重要な使命を帯びて赴任できたことを非常に誇りに思う。様々な分野で既に強い繋がりのあるトルコと日本の関係をさらに強固なものにし、前進させていきたい。」との発言があり、最後にエルトゥールル号の模型の前で写真(写真2)を撮り、大使館を後にしました。我々も今後ともあらゆる分野で世界貢献の活動ができるよう努力していきたいと新たに思った次第です。
                 事務局長 豊留 廣志

                   写真1


                     

                    写真2