JDRACの最新情報をお知らせ致します。
これまでの皆様からの暖かいご理解、ご支援に心から御礼申し上げます。
JDRACは、PKOとして2002年に東ティモールに派遣され、国造りを支援した陸上自衛隊の活動を引き継ぐため、自衛隊OBが中心となって、2003年に設立されました。PKO活動の終了に伴い、東ティモールに譲渡された資器材等を現地の人たちの手で操作、維持管理できるよう、これまで約20年間にわたって仮設住宅の構築、不発弾の処理、大型自動車・建設機械等の操作・整備等の能力向上のためのプロジェクトを行って参りました。
2022年からは、人材育成と平和構築を理念に掲げるJDRACでは、国際交流事業として、留学生受入れ事業を立ち上げました。初年度はヨーロッパ、オーストラリアからの高校生を日本の高校に受け入れることにしていますが、将来的には、開発途上国の留学生を受け入れるとともに日本の高校生を外国に派遣し、留学生の交換事業にしたいと考えています。さらに新規事業として、途上国の生産者を支援するため、フェアトレード事業のうち東ティモールで生産される珈琲の販売事業を進めて参ります。
世界は今、残念ながら自国ファーストの風潮にありますが、我が国の支援を必要としている途上国のために、微力ではありますが会員一同、一致団結して取り組んでいきたいと考えています。今後ともご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。