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JDRACの最新情報をお知らせ致します。

ウクライナ大使館を訪問

2022.04.28

私(川又)と長尾理事は4月28日(木)午前、在日ウクライナ大使館(東京都港区西麻布)の経済・科学技術協力担当のデニス・ヤコヴェンコ一等書記官を訪問して、JDRACがウクライナ緊急支援募金で作成しウクライナ政府に寄贈する救急止血キット(First Medical Kit)300個の目録を手交(写真)しました。ヤコヴェンコ一等書記官からは「JDRACの活動と支援してくれた方々に対してウクライナ国民を代表して深甚なる感謝を表する」との言葉をいただきました。その後の懇談では、報道にもあるように東部及び南部では激しい戦闘が続いていること、さらに地域に残っている市民の命が脅かされている惨状について説明があるとともに、ロシア軍を撃破するための武器・弾薬と被災民の窮状を救うための物資について各国による支援を期待しているとの話がありました。また、JDRACの活動を承知したヤコヴェンコ一等書記官からは「積極的な支援を期待したい」とありました。ウクライナでは、ロシア軍に破壊された首都キーウ近郊の街の再建・復興のための検討が始まる一方で、戦争が長引くとの識者の分析もあることから、JDRACによる支援活動を継続しつつ戦争終結後の復興支援についてJDRACとして何ができるか検討を始める必要性を痛感しました。

余談ですが、在日ウクライナ大使館の車庫には様々な段ボール箱が積み重ねられていて、多くの支援物資が寄せられているようでした。また館内は千羽鶴、励ましのメッセージが寄せ書きされたウクライナ国旗が飾られており早期の平和回復を願う支援者の想いで満ち溢れていました。

川又顧問(新年度から企画・人事担当理事)