JDRACの最新情報をお知らせ致します。
皆様、明けましておめでとうございます。
ここ数年にわたり苦しめられてきたコロナも5類に移行され、待ちに待った制約のない生活が戻ってきました。しかしながら、コロナは冬季に入り、またそのリスクが増してきており、インフルエンザの流行も相まって、未だ油断のできない生活が続いております。くれぐれも健康に留意して頂きたいと思います。
さて、東ティモールにおける建設機械の操作及び整備能力の向上に関する事業(N連事業)は、3ヵ年事業の最後の第3期事業を昨年6月に無事終了いたしました。一方で、来年度のN連事業として「コミュニティにおける防災能力の強化」を目的とした事業を申請しましたが、外務省における予算の制約が厳しく採用には至りませんでした。地方自治体レベルの防災能力の向上を狙いとした事業は初の試みであり、我々にとって大きなチャレンジでした。状況が許せば、再度チャレンジしたいと考えています。
また、2本目の柱である留学生事業は、昨年、第1期生9名を無事送り出し現在、オーストラリア6名、スウェーデン3名、ドイツ2名、フィンランド1名の合計12名の学生が昨年8月に来日し、宮城、東京、愛知、徳島、熊本の5都県の高校に通学しています。彼らは、現地でホームステイをしながら勉強はもちろん、クラブ活動や地域のイベント等に積極的に参加し、著しい成長を遂げております。来年度は第3期生になりますが、現在のところ第2期生と同様の国から同程度の人数の学生を受け入れる予定で調整が進んでおります。
今後とも皆様の深いご理解と温かいご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとって輝かしい年であることを祈念し、年頭のご挨拶と致します。
令和6年 元旦
JDRAC 理事長 湖 﨑 隆