JDRACの最新情報をお知らせ致します。
盛夏の候、ホームページご覧の皆様、そして会員の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
去る6月21日、千代田区麹町区民会館において役員8名、山本隆之顧問、千先康二顧問、並びに会員2名が出席し、令和5年度第21回通常総会を開催しました。
総会では、議長に選出された杉原理事の進行のもと円滑に、第1号議案(長谷川理事、山田理事の退任、奥谷監事の退任及び山田監事の新任、杉原理事、小松理事、長尾理事、高山理事の再任、第2号議案(定款の変更:第5条に新規事業(留学生事業、物品の販売事業)の追加)、第3号議案(令和4年度の事業報告、決算報告)並びに、第4号議案(令和5年度の事業計画、事業予算案)が審議・了承されました。特に令和5年度事業計画には現日本NGO連携無償資金協力事業(以下N連 )の終了と、「防災の分野に重点を移したコミュニティにおける防災能力の強化事業」を新規N連事業として来る7月の申請が計画されています。今後、担任の杉原、小瀬の両理事が10月頃の事業承認に向け計画の深化を図りますので、会員の皆様には両理事への暖かい励ましを宜しくお願い致します。
また、報告事項として、留学生事業担当の長尾理事から、第1期留学生6名は日本語での会話力向上のみならず、人間として著しく成長し、日本とそれぞれの母国との間の友好の礎になることが期待できるとの報告がありました。某ホストファミリーからは、不登校気味だった娘さんが留学生と生活を伴にしたことで明るく前向きになったとの嬉しい話が届きました。
なお、第1期生6名は6月10日に修了式を迎え、東京観光の後、13日に帰国しました。参考までに、今年度は12名の来日が確定しています。
小松理事からは東ティモールにおける重要な交通インフラである道路網の災害に対する強靱性を高めるため道路網の維持・整備を担任する公共事業省資機材管理局(IGE)の職員に対する技術移転を目的として2020年3月に開始されたN連事業の終了に伴う報告がありました。主な成果としては3年間で延べ60名の大型自動車整備士および建設機械整備士・オペレーターを養成できたこと、5月10日には現地で木村大使、公共事業省副大臣等の多くの来賓を迎えて閉講式があり、本邦からは北岡顧問、川又副理事長、加藤副理事長、長尾理事、浦野事業担当職員が出席したことが報告されました。また、事務局長の私から既にメルマガ第26号(5.6.1)で配信しましたが、5月18日トルコ共和国大使館に義援金として10万円を寄付したことを報告しました。
今後もJDRACは様々な分野で積極的に活動していきますのでどうぞご協力ご支援をよろしくお願いします。なお、JDRACの各事業の最新情報については、ホームページに随時アップ(※)するとともに、引き続きメルマガでもお知らせします。
ホームページご覧の皆様、そして会員の皆様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。皆様のご多幸とご健勝をご祈念申し上げます。
事務局長 豊留 廣志
(※)JDRAC 特定非営利活動法人日本地雷処理・復興支援センター
会議の様子
吉森現地代表・小御門現地代表補佐
終了帰国(6月22日)