JDRACの最新情報をお知らせ致します。
新緑の候、ホームページ御覧の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、今回は4月27日に実施された令和5年度第1回理事会についてお伝えします。
冒頭、陸上自衛隊ヘリ墜落事故による坂本前師団長以下6名のご冥福と未だ行方不明の4名の早期救助を祈念し1分間の黙とうを実施しました。
理事会では4つの議案(①理事の退任、②定款の変更、③令和4年度決算・監査及び④令和5年度計画・予算)の審議及びN連(現行・次期)、留学生及びフェアトレードの3つの事業の報告が実施されました。
1号議案(理事の退任)では山田、長谷川理事の退任を、2号議案(定款の変更)では留学生及びフェアトレード事業に関わる定款の修正をそれぞれ審議し承認されました。3号議案(令和4年度決算・監査)は、外務省補助金が予算の柱となっており会費・寄付金で賄えない状況を共有し、続く4号議案(令和5年度計画・予算)も厳しい財務状況のもとで新既N連事業認可の是非に伴う柔軟な団体運営の必要性を認識し、それぞれ原案どおり了承されました。
報告事項の最初、N連事業に関して、まず現行の建設機械オペレーター養成事業(第3期)について小松事業統括理事から、3月の巡回整備実習、木村大使の視察受けなど所期の成果を得て5月10日に閉講式を実施し6月下旬には撤収(現地事務所を閉鎖)となる旨の報告がありました。なお閉講式には本邦より5名の役員・職員が出席します。続いて次期N連事業検討Gpの杉原理事、小瀬理事より検討中の東ティモールにおける防災関連事業について今期申請(7月末)に向けた準備・調整状況及び計画深化上の課題について説明がありました。なお、本事業計画等の内容については6月21日予定の総会でも説明致します。
次に長尾理事より留学生事業について今年度は8月から12名を受け入れること、滞在中の各学生が、温室ガスの削減についての討論会にパネラーとして参加している様子や各地で日本の文化、芸能、武道を学ぶ様子が報告されています。詳細については別途配信します。
最後に、事務局長の私から、フェアトレード事業について更なる拡販のため役員・職員がより一層広報に励んで欲しいと要請しました。また3月から募金していたトルコシリア義援金については、これまでに109,000円が集まり、後日、全額をトルコ大使館に直接手交する旨を報告し、予定されていた理事会の審議及び報告は終了しました。
昨年から適宜お伝えしていますが、会勢及び寄附の状況は残念ながら減少傾向が止まりません。認定NPOとなるためには「寄付金3,000円以上の寄付者が100人以上」を3年継続することが必要です。一昨年、昨年と達成しており、今年が3年目です。認定NPOになれば、寄付者はふるさと納税と同様の税額控除を受けることができます。会員(個人、法人)の方々には、途上国支援に関心のあるご友人等にお声かけいただくなど、是非ともご協力をお願いします。
また下の画像をクリックするとピースウインズの「JDRAC応援」コーヒー販売チラシ申込書にジャンプしますので購入いただければ幸いです。(下記チラシをご一読ください。)
最後になりましたが、皆様におかれましてはくれぐれもお体ご自愛ください。 皆様のご多幸とご健勝を祈念申し上げます。
事務局長 豊留 廣志
令和5年度第一回理事会の様子