現地Staffの声

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現地スタッフからのレポートです。

ティモールの速度で

防衛省能力構築支援事業 会計、教務係 土屋 真理子

私は東ティモール陸軍の兵士に自動車整備技術を教えているJDRACの教務・会計係として現地に5ヶ月滞在し、1週間前に帰国しました。一仕事やり終えたという感じです。今回は11名の若い兵士に自動車整備の初級技術を教育しました。もちろん、日本とは、一般の教育体制が異なりますから、理論的な教育(特に数学関連)は少々苦手のようでした。実物を見せて説明すると、皆急に元気が出てきて質問もたくさん出ました。閉講式では皆「もっと授業を受けたい」「いつ戻ってくるのか」と、教官たちとの別れと授業の終了を非常に惜しんでいました。
他の国々もそうですが、東ティモールにも独特の時間の流れがあります。日本のようにシステマティックに物事は動きませんが、キチンと話をすれば理解してくれますし、ときにはとても融通を利かしてくれます。教育を手伝ってくれたローカルスタップも、友達になった大学生も、「外国からの支援も産出している石油もいつまでも続くわけじゃない」「東ティモールは若い国だ」「僕たちが国を、産業を作っていかなければならない」というような話をしてました。
今、日本人の立場から見ればゆっくりとした歩みでも、東ティモールは確実に進化していますし、若年人口の増加率を見ればその進化が加速するのは当然の流れです。この進化がこの国の人々にとって良きものになるよう、僅かながら力を尽くしたいと思います。

 

2013年6月24日