JDRACの実績

自動車検査員養成事業(外務省)

3期に亘り、東ティモールの車検制度を支える検査員を養成

東ティモール自動車検査の現状

世界では、さまざまな車検制度がある一方、全く車検を行わない国もあります。東ティモールは定期的に車検を義務付けている国ですが、国内のインフラ整備が十分ではなく、日本のように車検を実行できる態勢にはなっていません。車検関連の法体系、車両検査場、検査員、整備工場、整備員、パーツなどの物流態勢等が未整備の状況です。同国では車両が唯一の交通・物流手段ですが、経年劣化した中古車も多いため車検整備を効果的に行い、整備不良に起因する悲惨な交通事故を少しでも減らす必要があります。
このため、外務省の無償資金援助の支援をいただき、東ティモールの自動車検査員養成事業を実施しています。(2016年開始、2018年終了の計画)

2016年教育施設建設、2017年及び2018年検査員養成

2016年第1期 2017年第2期 2018年第3期
 検査員の勉学、実習の拠点となる簡易整備・点検修理施設を建設し、9月に竣工しました。また、9月から1か月間にわたり基礎教育を行い、第2期からの本格的な検査員養成の準備を完了しました。  2017年3月1日に第2期事業の署名式を行いました。5月を目標に検査員養成(前期教育)を開始できるよう準備中です。現地のニーズや状況を勘案しつつ、自動車検査員に必要な技術レベルを目標にしています。また、日本の車検の紹介、制度の普及等も働きかけて行きます。  第3期は検査員養成(後期)を実施します。カー・エレクトロニクスなど最近の車両検査に必要な実習などを取り入れて行く予定です。

自動車検査員養成風景

簡易整備・点検修理施設竣工式(中央:東ティモール日本大使)
関係者一同とフラッグ
基礎教育風景