JDRACの実績

自動車整備士養成事業(外務省)

3期に亘り100名の整備士を育成、教官に成り得る人材の育成

東ティモール自動車整備の現状

東ティモールには、鉄道が無く、車両が唯一の交通・物流手段です。現在、約3万台の車両が走っていると言われていますが、そのうちの90%は、十万キロ以上を走った日本製の中古車です。
しかも、正規の技術を身につけた整備士のいる整備工場の不足や、整備技術の低さにより、一旦故障すると、ほとんどが修復できなくなり、市民生活に支障をきたしています。

また、この国の自動車整備工場は、外国人資本の外国人整備士によるものがほとんどで、修理に要する時間が長く、費用は高額です。
このため、外務省の無償資金援助の支援をいただき、東ティモールの自動車整備育成事業を実施しました。(2011年現在)

2011年2月教育をスタート

2011年第1期  2012年第2期 2013年第3期
 一般市民15名、整備工場から15名、公務員5名の研修生に対し、日本の基準では3級にあたる整備士の養成を行いました。日本からは3名の整備教官が派遣されました。  30名の市民、公務員学生に対し毎日整備の教育を行いました。また教官10名の養成を行い、東ティモール人自らの手で整備士を養成しました。  市民、公務員等に25名を教育中、初級整備士コースの他に、2級整備士相当の能力と整備教育の教官能力を身につけるため、アドバンス(教官研修)コースを設置しました。

自動車整備士養成風景

毎朝の教場清掃
真剣な眼差しで受講する訓練生
エンジンの作動原理を学ぶ訓練生
定期試験に挑む訓練生
ガス溶接の指導を受けうる訓練生
電気溶接の指導を受ける訓練生
工作実習でのケガキ作業
指定寸法通りに作成した工作物
実車からのエンジン取り外し作業
タイヤの脱着作業
エンジン本体の分解点検
補機類の分解点検
高性能測定器を用いて電圧波形を観察する訓練生
故障探求の要領を学ぶ訓練生
電気回路の故障探求中
照明測定機器を用いた調整作業
卒業制作のフレーム車作製に挑む訓練生
実技試験にて電子部品の良否判定を実施中
修了試験に挑む訓練生