
1992年、日本はPKOをカンボジアに派遣しました。しかし、その成果は数年で消滅してしまいました。その後、東ティモールのPKOに自衛隊を派遣し、2年半の任務を終了して撤収する前年(2003年)、カンボジアにおける活動の反省をふまえて、PKOの成果を維持・拡充することを目的としたNGO設立の機運が高まりました。その声に応えて誕生したのがJDRACです。
日本はこれまで、カンボジア、ゴラン高原、東ティモール等のPKO活動に自衛隊を派遣し、積極的な復興支援活動を行ってきました。しかし、国連などの支援は、被支援国の自立を促すことが目的で、その成果は初期的なものであり、決して充分なものではありません。被支援国の能力が不十分な場合、特にPKOの効果を維持・拡充させることがとても大切なのです。 また、地雷・不発弾の処理は大きな危険が伴うため、高度で専門的な技術が必要です。支援国が直接処理を実施することも大切ですが、地雷・不発弾処理を必要とする国自らが処理する技術・能力を身につけることが必要なのです。これらの活動を地道に実施することにより、真の平和がいつか訪れるものと信じております。
私たちは、このような実情をふまえて、地雷・不発弾処理の促進と、インフラ整備などの復興支援をフォローアップするために、日本の特殊技術者の知識と経験を活かし、世界の平和と復興に貢献するためにJDRACを設立しました。
