JDRACの活動記録

過去の活動報告

JDRACの活動

令和4年度通常総会の開催

2022年07月06日

 去る6月23日、千代田区麹町区民会館におきまして北岡眞文顧問、湖﨑隆顧問、千先康二顧問、川又弘道顧問の同席のもと、令和4年度第20回通常総会及び臨時理事会を開催しました。

 総会では、議長に選出された杉原理事の進行のもと円滑に、第1号議案(湖﨑氏、川又氏、長谷川氏、小瀬氏及び小和瀬氏の5名の新任理事及び奥谷氏の新任監事の就任)、第2号議案(令和3年度の事業報告、決算報告)並びに、第3号議案(団体の安定的な運営のための向かうべき方向性(約6年間)を明らかにした運営基本計画及びその初年度となる令和4年度の事業計画、事業予算案)が審議・了承されました。特に令和4年度事業計画では現事業の着実な実行と、外務省やJICA関連の新規事業開拓、新たなチャレンジとしての留学生事業やフェアトレード事業の具体的な実施要領とそれらを担当する理事・職員が明記されています。今後、担当理事が積極的にそれぞれの事業を推進していきますので、会員の皆様には更なるJDRACの発展を期待していただければ幸甚です。

 第3号議案の審議が終了した段階で総会は休憩に入り、その間に臨時理事会が開催され加藤理事長の任期満了に伴う退任が了承され、新理事長に湖﨑理事、副理事長(財務担当)に加藤理事、副理事長(企画・人事担当)に川又理事が選出されました。この新たな体制については休憩後の総会で承認されました。

 報告事項では、長尾理事からは留学生事業の概要と今後の方向性について、吉森現地代表からはN連事業の最近の現地活動状況としてビデオを交えて、外務省三宅政務官のJDRAC視察及び公共事業省資機材局総裁、インストラクターの活動に関するコメントなどが報告されました。報告のあったビデオはYouTube(https://youtu.be/BPi5b8sirN8)で視聴できますので是非ご覧ください。

 川又副理事長からは3月初めから開始したウクライナ緊急支援募金の状況について、6月24日時点で約192万円が集まっていること、そのうち約138万円を使い救急止血キット300個をブカレストのウクライナ大使館へ5月17日に発送したこと、発送後も集まり続けている寄付金については救急止血キットをさらに作成して発送するか義援金としてウクライナ大使館へ寄付するか今後検討することについて報告がありました。

 最後になりましたが、まだまだコロナ禍が続いております。令和4年度も全力で事業を実施してまいりますので、引き続きご支援ご協力をお願い申し上げます。

 

 

集合写真 (後列左より)豊留事務局長、小瀬理事、小和瀬理事、長尾理事、奥谷監事、長谷川理事          (前列左より)杉原理事、北岡顧問、川又副理事長、湖﨑理事長、加藤副理事長、千先顧問、小松理事

親任理事長挨拶 湖﨑 隆

 新理事長拝命いたしました湖﨑です。10年前に練馬で自衛隊を退官しております。JDRACを起ち上げたのが尊敬する大先輩の防大5期生の平崎氏と松原氏であるということでたいへん光栄に思っております。さて、世界的には自国のことを第1に考えるという風潮の中、NGOは、最近の風潮に反し、困った国、地域、そこに係る人を助けるという崇高な使命を帯びた組織だと思います。微力ではありますが、力の限り、努力していく所存であります。従来からのメンバーも新しいメンバーも一致協力して一つの目標に向かって精励してまいります。そして、加藤理事長お疲れ様でした。新体制でもご協力よろしくお願いします。
皆様今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

 

退任理事長挨拶 加藤盛也

 理事長を拝命したのが一昨年の6月でありますが、まさに新型コロナが蔓延し出したときであります。N連事業では現地派遣に関する問題が発生しましたが、当時の事務局の皆様、新たに入職されました皆様含め理事役員の皆様にお力添えをいただき任期を全うできました。今回新たな力強い体制ができたことは心強い限りです。新理事長を核心として新しいJDRACを築き上げていただくことに期待し、私の在任間、照井さんには留学生事業を起ち上げて財務面で貢献いただいたことを感謝申し上げます。今後は新体制のもとで副理事長として頑張る所存ですので今後ともよろしくお願いします。